医療保険 に入っている人は、多いのですが、
医療保険について理解している人は意外と少ないのです。
まずは、医療保険とは何なのか考えて見ましょう。
医療保険とは、医療機関である病院などで受診の際に発生した医療費の、
全額、もしくは一部を支払ってくれる保険のことです。。
つまり医療費の金額負担による生活費の圧迫を避け、
国民の生活を助ける為の仕組みなのです。
医療保険は、大きく公的医療保険と民間医療保険の
2つに分けることが可能です。
どちらの医療保険の場合も目的は同じで、
先端技術による手術や治療、長期に渡る入院や、
高額な薬品の投与、などに伴う高額の医療費が、
被保険者である患者や、患者の家族の生活負担にならないために、
その被保険者が支払うべき負担額の上限が定められています。
医療費の全額が自己負担と言うことになると、
結局経済的に余裕のある人だけが病院に行ける、
ということになってしまうのですが、
それでは平等な社会であるとは言えません。
また、医療保険の保険金を支払う方の立場である、
保険会社や、国などの公的機関などのいわゆる保険者は、
その支給額があまりにも膨大な金額になってしまうと、
財源が圧迫されることになります。それを防ぐためにも、
医療保障範囲というものは必然的に必要になってくるのです。
先進国の場合、その多くの国で医療保険は公的なものと
民間のものとを組み合わせて構成しているのが現状です。
一部の国では、社会保障で賄うところもあるのですが、
費用は税金への負担になるので、
一概にどちらがいいとは言い切れないのが現状です。